AI Creative Prototype 08 / コアデザイン / 小中学生向けプログラミングスクール

Creative Brief

AI に組ませる前に、決めた 5 つのこと。

LOOP CODE LAB(架空)株式会社LOOP EDUCATION(ループ コード ラボ) / テーマ:コードを教えるのではなく、自分で試せる子を育てる

動かなかったら、試せばいい。

「Scratch が学べる」「少人数」の機能比較から降りて、失敗して試す過程を主役にする。代表の言葉をそのまま核にしたブリーフです。

LOOP CODE LAB(架空)の TOP ページ
架空企業のデモです。社名・人物・数値・競合企業はすべて架空で、取引実績ではありません。このブリーフは、架空のオリエンシートをもとに I'm Hopping が実案件と同じ順番で書いたものです。

架空クライアントの概要

オリエンシートから、設計に効く事実だけを残しました。

業種
小中学生向けプログラミングスクール(Scratch / Minecraft / Roblox / Web / Python / ゲーム / アプリ)
規模
3 教室(覚王山・星ヶ丘・長久手)/ 生徒 約 240 名 / 対象 小 3〜中 3 / 月謝 9,800〜18,000 円
所在地
愛知県名古屋市千種区
設立
2019 年
経営者
代表(39 歳)。教育観がはっきりしていて、流行語を嫌う人
依頼の入口
コアデザイン。「プログラミングそのものを売っているわけではない」という違和感を言葉に

設立 7 年で 3 教室 240 名。問い合わせは来るが、比較サイトでは機能比較に落ちる。代表は「将来役立つから学ばせる、だけだと弱い」「AI がコードを書く時代に、コードを書けること自体が価値なのかは分からない」と感じ、名称の変更まで検討している。

代表プログラマーを育てたいわけじゃないんです。『やってみて、失敗したら変えてみる』が普通にできる子を育てたい。
講師質問されたとき、なるべく答えを言わないようにしています。『先生できない』から『一回これ試してみる』に変わる瞬間があります。

想いの言語化(核になる想い)

経営者の言葉から一文にする。整えすぎない。

動かなかったら、試せばいい。

なぜ、この事業をやっているか

学校は正解を当てることが多い。プログラミングは間違っても戻せる。動かなかったら試せばいい。そこが教育として面白い。

何に怒っているか

「将来役立つ」「高収入になれる」で売る教室。スキル一覧で魅力を語ること。AI を禁止する教育観。

何を守ってきたか

すぐ答えを教えない。完成しなくても発表する。失敗したコードも残す。AI 利用 OK。

核の出所代表の「動かなかったら試せばいい」をそのまま。小 5 の半年の変化(「次どうすればいい?」→ 自分で試す)が、この一文の実例になる。

社名との接続LOOP = 試して、直して、また試す、の繰り返し。プログラミングのループ構文と、失敗を回す教育観が一語で重なる。

競合分析

同業 3 社(架空)の打ち出しを並べ、取らない土俵を決めてから、空いている立ち位置を 1 行にします。

CODE KIDS ACADEMY架空
全国チェーン。体系化されたカリキュラム、資格・検定対応
体系と資格の土俵は取らない。スキル一覧で語らない
PLAY TECH SCHOOL架空
Minecraft・Roblox 中心。子どもに人気で「楽しそう」
「楽しそう」だけでは習い事として弱い(代表の自覚)
NEXT CREATOR LAB架空
中高生向け。アプリ開発・起業教育
進路・起業の出口では戦わない(対象が小中)
カリキュラム変化(聞く → 試す)
楽しさ試す力
将来・出口今日の一回

左が 3 社の戦っている軸、右が空いている側。

空いている立ち位置(結論 1 行)

体系・楽しさ・進路のどれでもなく、「失敗して試す過程」を主役にする教室は空いている。

保護者の質問「ゲームばかりで勉強になる?」「AI があるのに学ぶ意味は?」の 2 問は、この空きで答えられる。競合は成績・資格・将来で答える。LOOP はこの 2 問を FAQ の先頭に置く。

サイト戦略

誰に、最初の 3 秒で何を見せ、どこへ動かすか。

誰に(最優先の 1 人)

41 歳、母。小 4 の息子がゲーム好きで、家では YouTube ばかり。「将来役立つ」より「自分で考える子になってほしい」。比較サイトで 5 教室を見て、どこも同じに見えている。

最初の 3 秒で見せるもの

画面を見て考え込んでいる子どもの横顔(笑顔ではなく、うまくいっていない最中)と、核の 1 行。コース名の一覧は出さない。

どこへ動かすか

無料体験(主)。副 CTA に「授業を見学する」(親だけで来られる段差)。

サイトのタイプ

親近感型(教育・B2C)。動きは 1 演出、写真と言葉で語る。

TOP の構成(10 ブロック)

  1. 01FV:核の 1 行 + 考え込む子どもの写真
  2. 02教育方針(代表の言葉)
  3. 03子どもの変化(小 5 の半年)
  4. 04ラボのルール 7 つ
  5. 05授業の空気(講師の言葉)
  6. 06制作物と失敗ログ
  7. 07コース(対象学年で、小さく)
  8. 08講師 3 名
  9. 09保護者の声・FAQ 7 問
  10. 10教室・料金・無料体験

外したもの「未来を生き抜くプログラミング力を」型の抽象コピー、スキル一覧の魅力訴求、STEM の多用、天才・高収入の訴求、子ども向けゲームサイトのようなデザイン。

デザイントーン&マナー

色・書体・写真・動きを、核から導き出します。参考にしたサイトの色や言葉は使いません。

代表の希望は「子ども向けだけど子どもっぽすぎない」「カラフルはあり」「保護者が見ても信頼できる」「教育業界の青とオレンジは避けたい」。避けたいのは「ゲームサイトみたい」「天才プログラマー育成」。

ベース

#FAFAF7

白。カラフルさは面ではなく、タグとカード地の小さな色面で

#1F1F1F

黒。見出しは太く。「子どもっぽすぎない」を書体の重さで

アクセント

#FF5A36

朱赤 1 色。CTA と「試す」の印のみ。エラーの赤を「試す合図」に読み替える

書体

Space Grotesk(英字・数字)+ Murecho(和文)。幾何学的で子どもっぽくない。丸ゴシックは使わない。

写真

子どもの横顔と手元、画面、付箋、机の上。考え込む顔・うまくいかない顔を主役に。全員笑顔・カメラ目線は使わない。

動き

FV で、動かないコード → 直す → 動く、のループが 1 回だけ再生される演出。他はフェード。

避けたもの(オリエンの「絶対避けたいこと」から)

  • 天才プログラマー育成
  • 将来高収入になれる訴求
  • STEM 教育という言葉の多用
  • スキル一覧だけで魅力を伝える
  • 子ども向けゲームサイトのようなデザイン
  • AI を禁止する教育観

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