AI Creative Prototype 03 / 事業承継 / 味噌・醤油醸造

Creative Brief

AI に組ませる前に、決めた 5 つのこと。

黒子醸造株式会社(架空)くろこじょうぞう / テーマ:味を変えずに、伝え方を変える

なぜ、100 年同じ作り方なのか。

三代目から四代目への承継に合わせて、老舗感ではなく「同じ作り方の理由」で語る味噌屋へ。四代目の言葉を問いの形にしたブリーフです。

黒子醸造株式会社(架空)の TOP ページ
架空企業のデモです。社名・人物・数値・競合企業はすべて架空で、取引実績ではありません。このブリーフは、架空のオリエンシートをもとに I'm Hopping が実案件と同じ順番で書いたものです。

架空クライアントの概要

オリエンシートから、設計に効く事実だけを残しました。

業種
味噌・醤油・加工調味料の製造、小売、業務用卸
規模
従業員 8 名 / 主力は黒子赤味噌(750g / 980 円)
所在地
岐阜県恵那市
創業
1926 年(法人化 1978 年)
経営者
三代目(68 歳)「味噌は味噌だからね」/ 四代目(36 歳)「変えたいのは味ではなく伝え方」
依頼の入口
事業承継。2027 年の代表交代に合わせたリニューアル。30〜45 歳に知られたい

創業 100 年、木桶と天然醸造を守る 8 人の蔵。指名買いの顧客は 50〜70 代で、その子ども世代に知られていない。2027 年に三代目から四代目へ交代予定。四代目は「同じ売り方では 10 年後が厳しい」と考えている。

四代目今のラベル、若い人は手に取らないよ。
三代目じゃあ今買ってくれとる人はどうするんだ。

想いの言語化(核になる想い)

経営者の言葉から一文にする。整えすぎない。

なぜ、100 年同じ作り方なのか。

なぜ、この事業をやっているか

木桶、天然醸造、蔵付きの菌、季節で発酵を調整する。大量生産しない理由が、そのまま味の理由。

何に怒っているか

100 年を自慢するだけの老舗の見せ方。「伝統」「匠」で思考停止する売り方。

何を守ってきたか

昔からの客が「黒子じゃなくなった」と思わないこと。買って食べてうまいかどうか。

核の出所四代目の「100 年続いていることを自慢したいわけではなくて、なぜ 100 年同じ作り方をしているのかを伝えたい」。問いの形にして、答えを TOP の本文(6 つの理由)で開く。三代目の「味噌は味噌だから」は答えの最後に置く。

社名との接続黒子 = 舞台の裏で支える人。味噌は料理の主役ではなく、料理を支える黒子。「格好つけない」三代目の言葉と一致する。

競合分析

同業 3 社(架空)の打ち出しを並べ、取らない土俵を決めてから、空いている立ち位置を 1 行にします。

山川醸造架空
東海圏の老舗。デザインと商品開発が上手い
「今っぽい」見せ方は後追いになる(四代目の自覚)
蔵乃井架空
ギフトと EC に強い。女性人気
ギフト化・高級化は避けたい
八百年味噌架空
全国展開。ブランド力と知名度
規模では戦わない
今っぽさ理由
ギフト・高級日常の味噌
規模8 人の顔

左が 3 社の戦っている軸、右が空いている側。

空いている立ち位置(結論 1 行)

「今っぽい老舗」「ギフトの老舗」「大きな老舗」のどれでもなく、「なぜ同じ作り方なのか」を理由で語る老舗は空いている。

理由を語ることは、格好つけることではない。三代目の言葉を答えの最後に置ける。看板商品の価格(980 円)は隠さない。年表は 3 行に圧縮する。

サイト戦略

誰に、最初の 3 秒で何を見せ、どこへ動かすか。

誰に(最優先の 1 人)

38 歳、名古屋在住。食に少し関心があり、スーパーで味噌を選ぶとき原材料表示を見る。「丁寧な暮らし」系は少し胡散臭いと思っている。親が黒子の味噌を使っていたことを覚えている。

最初の 3 秒で見せるもの

木桶の中の味噌の質感(寄りの写真)と「なぜ、100 年同じ作り方なのか。」。蔵の外観・筆文字・和紙は使わない。

どこへ動かすか

オンラインショップ(主 / 黒子赤味噌)。蔵の直売所案内(副)。

サイトのタイプ

没入型(タイポグラフィが主役)。ただし商品ブロックは CV 導線型の作法で。

TOP の構成(9 ブロック)

  1. 01FV:核の 1 行 + 味噌の質感写真
  2. 026 つの理由(木桶 / 天然醸造 / 地元産原料 / 蔵付きの菌 / 季節で調整 / 大量生産しない)
  3. 03商品:黒子赤味噌を主役に 1 点
  4. 04食べ方 3 つ
  5. 05三代目と四代目(対立を隠さない)
  6. 06蔵と人(8 人の手元と顔)
  7. 07100 年の年表を 3 行だけ
  8. 08蔵と直売所
  9. 09オンラインショップ導線

外したもの「伝統」「匠」の連呼、京都の高級旅館的な世界観、四代目が伝統を壊す物語、和紙背景と筆文字。

デザイントーン&マナー

色・書体・写真・動きを、核から導き出します。参考にしたサイトの色や言葉は使いません。

四代目の希望は「和風じゃなくてもいい」「タイポグラフィをちゃんとしたい」「若い人にも普通に格好いい」。三代目の希望は「味噌屋に見える」。避けたいのは「高級品化」「今の顧客の否定」。

ベース

#F3EFE6

麹の色の淡い生成り。和紙テクスチャは使わない。味噌屋に見える最小限の根拠を色で持つ

#141414

黒子の黒。見出しと年表に。文字にだけ使い、面では使わない

アクセント

#8C3B2A

赤味噌の赤褐色 1 色。商品名と CTA のみ。ギフト色(金・箔)は使わない

書体

Shippori Mincho(和文見出しを大きく)+ Noto Sans JP(本文)。欧文は最小限。明朝を大きく正しく組むことが、筆文字の代替。

写真

味噌・木桶・麹・手元の寄り。人は作業中の顔。蔵の外観は 1 枚まで。パッケージは現行ラベルを尊重する(三代目の懸念)。

動き

大見出しの文字が発酵のようにゆっくり現れる 1 演出。他は静止。左レールのナビはスクロールで固定。

避けたもの(オリエンの「絶対避けたいこと」から)

  • 京都の高級旅館のような世界観
  • 過剰な「伝統」「匠」
  • 高級品化しすぎる
  • 今までの顧客を否定する表現
  • 四代目が伝統を壊すストーリー

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