AI Creative Prototype 04 / 営業言語化 / 産業機械の技術商社

Creative Brief

AI に組ませる前に、決めた 5 つのこと。

中部クロコ機装株式会社(架空)ちゅうぶくろこきそう / テーマ:選定理由を営業が語れる会社

売る会社ではなく、選ぶ会社。

製品を並べるサイトから、営業が見ている判断基準を公開するサイトへ。社長の「売る会社じゃなく、選ぶ会社にしたい」をそのまま核にしたブリーフです。

中部クロコ機装株式会社(架空)の TOP ページ
架空企業のデモです。社名・人物・数値・競合企業はすべて架空で、取引実績ではありません。このブリーフは、架空のオリエンシートをもとに I'm Hopping が実案件と同じ順番で書いたものです。

架空クライアントの概要

オリエンシートから、設計に効く事実だけを残しました。

業種
工場向け設備・機器の販売(ポンプ・バルブ・流量計・センサー・撹拌機・洗浄設備・搬送設備)
規模
従業員 58 名(営業 25・技術 12・管理 21)/ 取扱メーカー約 80 社 / 売上 約 24 億円
所在地
愛知県刈谷市
創業
1987 年
顧客
食品・化学・自動車部品・医薬品の工場。担当は生産技術、設備保全、購買、工場長
経営者
社長。サイトを営業の道具にしたい人
依頼の入口
営業の言語化。指名の問い合わせではなく、困り事の相談を増やしたい

創業 39 年、80 社の機器を扱う技術商社。問い合わせは「この製品ありますか」の指名がほとんどで、増やしたい「こういう問題があるが何を選べばいい」の相談が来ない。ベテランは選定を語れるが、若手は「このメーカーのこの製品がおすすめです」で終わってしまう。

営業部長お客様は商品名ではなく困り事を持ってきます。ポンプでも、価格だけでは選べない。
若手営業先輩に聞くと一瞬で候補が出てくる。何を見て判断しているのかを知りたい。

想いの言語化(核になる想い)

経営者の言葉から一文にする。整えすぎない。

売る会社ではなく、選ぶ会社。

なぜ、この事業をやっているか

製品情報はメーカーのサイトにある。それでもうちから買う理由は、80 社から「その現場に合う 1 つ」を選べること。

何に怒っているか

商品を並べるだけのサイトと、「おすすめです」で終わる営業。判断の根拠が言葉になっていないこと。

何を守ってきたか

現場経験。流体・温度・粘度・圧力・設置環境・稼働時間・洗浄・メンテナンス・導入価格・ランニングコスト・納期の 11 項目を見て選ぶこと。

核の出所社長の「売る会社じゃなく、選ぶ会社にしたい」をそのまま。「営業マンの頭の中をサイトにしたい」が、そのまま設計方針になる。

社名との接続クロコ = 黒子。工場の主役は生産ラインで、機器を選ぶ商社は裏方。「機装」で業種が読める。

競合分析

同業 3 社(架空)の打ち出しを並べ、取らない土俵を決めてから、空いている立ち位置を 1 行にします。

東海エンジニアリング商事架空
大手メーカーとの関係が強い
メーカーの看板で戦う土俵ではない
三栄産業機器架空
価格競争力が高い
価格では大手に勝てない(社長の自覚)
TECNO LINKS架空
技術提案を前面に。Web で技術会社っぽく見せるのが上手い
「技術っぽさ」の演出では後追い。判断基準の中身を出す方が強い
メーカー関係選定基準の公開
価格現場条件の読み
技術っぽさ判断の中身

左が 3 社の戦っている軸、右が空いている側。

空いている立ち位置(結論 1 行)

メーカー関係・価格・技術っぽさのどれでもなく、「選定の判断基準そのもの」を公開する商社は空いている。

営業部の「メーカー一覧と商品検索は絶対残して」は、下部に残せば空きを取ることと矛盾しない。若手の「何を見て判断しているのか知りたい」に応えることが、そのまま社内教育にもなる。

サイト戦略

誰に、最初の 3 秒で何を見せ、どこへ動かすか。

誰に(最優先の 1 人)

42 歳、食品工場の設備保全担当。使っているポンプが廃番になり、代替を探している。メーカーサイトを 3 つ見て、どれが自分の現場に合うか分からず疲れている。業務中に PC で見る。

最初の 3 秒で見せるもの

製品写真ではなく、困り事の言葉(「粘度の高い液体を送りたい」「廃番になった」「故障が多い」「省エネしたい」)が並ぶ FV と、核の 1 行。

どこへ動かすか

相談フォーム(困り事を書いて送る)。副 CTA に製品検索・メーカー一覧。営業部の要望どおり残す。ただし下部に。

サイトのタイプ

CV 導線型(BtoB)。装飾より情報設計。

TOP の構成(10 ブロック)

  1. 01FV:困り事 5 つのタグ + 核の 1 行 + 相談 CTA
  2. 02選定思想(社長の言葉)
  3. 03営業の頭の中:11 項目を図解 1 点で
  4. 04課題別ソリューション 5 枚
  5. 05選定プロセス
  6. 06導入事例 3 件(業種と理由のみ)
  7. 07技術営業の人
  8. 08数字
  9. 09取扱メーカー・製品検索(下部)
  10. 10問い合わせ:製品名が分からなくても大丈夫

外したもの約 500 商品の一覧を TOP に出すこと、「モノづくりを技術で支える」型の抽象コピー、スタートアップ風の演出。

デザイントーン&マナー

色・書体・写真・動きを、核から導き出します。参考にしたサイトの色や言葉は使いません。

社長の希望は「奇抜じゃなくていい」「技術力がありそう」「青系」「工場写真」。避けたいのは「スタートアップみたい」「古臭い」。

ベース

#EEF0F1

工場の床のライトグレーと白。現場の色、BtoB の落ち着き

#13223A

濃紺。文字と見出しに。社長の「青系」にはここで応え、面では使わない

アクセント

#F2C94C

工場の警告色の黄 1 色。番号・下線・CTA のみ。「困り事」に目を止める色

書体

IBM Plex Sans JP(和欧共通)。数字は等幅で揃える。技術文書の書体で、装飾なしに「技術力がありそう」を作る。

写真

工場写真は 2 枚まで(FV 背景と事例)。主役は線画の図解(11 項目・選定プロセス・課題別カード)。人は営業と技術の 2 人。

動き

FV の困り事タグが順に点灯する 1 演出。カードはホバーで黄の下線。動きは情報の順番を示すためだけに使う。

避けたもの(オリエンの「絶対避けたいこと」から)

  • スタートアップみたいな見え方
  • 古臭い技術商社
  • メーカーサイトと同じ製品一覧が主役
  • 「モノづくりを技術で支える」型の抽象コピー

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